うつくしきひかりと、まだ世代を渡さないこと

うつくしきひかり、というバンドが好きだ。

前にも『ともだちを待っている』について書いたことがある。

 

cmbird.hatenadiary.com

 

色々なところで音楽をやっている人たちが集まってできたバンド。

アルバムひとつしか出していない。

 

ともだちを待っているしか知らなかったのですが、この度(違法で)アルバム全曲がYoutubeに上がっているのを見つけた。

パソコン作業BGM代わりに聞いてみた。大好きなともだちを待っているだけではない、アルバムを通して音色も歌詞も美しいのだった。

 

途中で、ヒヨドリの声、子どもの声が偶然入り込んでいる。その音を聞いて、穏やかな日常について思いを馳せた。

最近よく子どもと遊ぶ中で思う、親心にも似た感覚。甥や姪が、したたかに元気に育ってほしいという願い。

なんだか、下の世代に力を注ぐ感覚が分かってきた気がする。

 

ただ、それじゃいけないって思ってる。確かに愛情は美しいことかもしれないけれど、自分の仕事も終わっていないのに、勝手に下の世代へ力を注いではいけない気がして。

まだ社会を動かしはじめてすらいないから、まだまだ。

とりあえずCDを買おう。