追悼その2

先輩との思い出を綴ることで自己満足の追悼文とする。

 

出会ったのはTwitterだった。わたしがした何気ない投稿により、高校が一緒であったことを知った。

それからあれよあれよと言う間に車で石狩に連れて行ってもらうことになったのだ。防風林でカラ類の群れと戯れた。先輩の代の人たちに囲まれて可愛がってもらった記憶がある。

それから鵡川にも連れて行ってもらった。元日に近い記憶がある、たしか1月4日だったと思う。

北海道で何故かここにだけいるカササギや、ホオジロガモの群れ、コチョウゲンボウとそれに群がるカメラマン達を見た。何か奢ってもらったな。

 

鳥を見に遠くへ行くことのおもしろさを教えてもらったな。そして同じ趣味どうし、こんなにも時間を共にするのが楽しいなんて知らなかった。その先輩をきっかけに、会える人には会いに行くようになった。野鳥趣味から退いてしまった後でつながっている人がいるわけではないけど、あの頃の人との繋がり方をこの先も踏襲していくだろう。

 

 

お世話になった。間違いなく今の私を作ってくださった人のひとりだった。長らくお会いしていなかっただけに、先輩の死が目の前にうまく立ち上がってこない。とにかく自分と直接繋がりがある人が亡くなるのがはじめてでよくわからない。どうしたら消化できるのかな。